AI検査のプログラミング工数を
95%削減するソフトウェアImagePro
ImageProの導入事例
ImageProを用いた自動化事例

照度差ステレオ法を使ったギア検査装置
金属表面の個体差、不良データ数を集めることが難しいため、ギア検査の自動化は困難な課題の一つである。当社は、照度差ステレオ法及びImageProに対応したギア撮影装置を開発し、ギア検査の自動化のリードタイムを大幅に短縮しました。
- 課題
金属反射、表面模様などが存在する場合、不良箇所を検出するAIの訓練用のデータは1つの不良に対して1万枚程度が必要になり実現が困難。撮影の仕方を工夫することで、AI化を実現したい。
従来弊社装置
- 導入効果
「照度差ステレオ法」でギアを撮影することで、影や照明の強弱・金属反射による影響を抑制。結果、学習画像枚数を大幅に削減し、ギア検査工程に対するAI導入を実現。
学習画像枚数を99%削減

検査支援システムによる効率化
ロボット導入コストが高く投資対効果が合わない場合(少量多品種や複雑な形状などの理由)、ImageProを利用した検査支援システムの導入により目視検査の効率化、標準化、トレーサビリティを実現可能。
- 課題
・検査ワークが複雑な形状の場合、目視では不良個所が見えづらい、目や肩が疲れる。また、AI自動検査導入コストが高くなり、投資対効果が合わない生産現場がある。
・目視検査では検出が難しい不良を、複数の画像フィルターを用いて、傷をより早く見つけられる様にした。
写真B:写真Aのコントラストを強調し、傷を見えやすくしている
- 導入効果

アルミダイカスト部品検査
アルミダイカスト部品の外観検査の自動化に取り組み、検査員と同等のスピード・精度で検査可能な卓上装置の開発に成功した。 投資対効果が高く、お客様にとっての工場自動化への大きな一歩になった。
- 課題
アルミダイカスト部品の検査は、従来、目視検査が行われていた。
この作業は検査員に肉体的負担を強いるほか、検査結果のばらつきが大きいという課題があった。
- 導入効果
・年間コストを約83%削減することに成功

プレス部品の外観検査
「プレス部品を自動で検査したい」ー特に目視で確認が困難な不良に対し、自動で検査することでその作業に割くコストを減らしたいという課題の解決に取り組んだ。
- 課題
- 通常の撮影方法では、金属面のひび、凹凸などの撮影が困難であり、検査の自動化が難しい
- 将来的には異なる形状や大きさのワークに対しても自動検査を行いたい
- 導入効果
・1ワークあたりの検査時間を約50%削減

刃具の摩耗検査装置
目視検査に時間を要していた刃具の摩耗度の判定を自動化。 また、刃具の検査基準がAIにより標準化され、過剰になっていた刃具の再研磨費用の削減。
- 課題
・刃具の検査作業に工数がかかる
・検査に明確な基準がなく、属人的な判断によって、まだ使える刃具を再研磨に出して余分な費用が発生する
・撮影データと刃具をID管理し、工程改善に役立つデータを収集したい
- 導入効果
月間120万円の導入効果

樹脂計数システム
袋詰めされた樹脂製品の個数検査の自動化し、検査コストを削減したい。袋の光沢によりワークが見えにくくなるため反射を抑制するための撮影手法、複数種類のワークに対応するための汎用的なアルゴリズムが必要。
- 課題
①出荷時の数量検査コストを削減したい
②複数種の樹脂製品が存在するため、ユーザ自身でアルゴリズムを作成できる環境を構築したい
③袋の光沢を抑制し、検査エラーが生じないようにしたい
- 導入効果
100個あたり検査時間を約99%削減
導入の流れ
「ImagePro」の導入に向けたご相談から納品までのフローは以下の通りです。




※メールまたはお電話にてお申し込みください。
動作環境
OS | Microsoft Windows 10/11 (64-bit のみ) |
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.NET 実⾏環境 | .NET 4.6.1 以上 |
CPU | Intel Core i7-6700 3.4 GHz 以上のスペック |
メモリ | 16GB 以上 |
NIC | Intel i210 以上 |
GPU | GPU は主に AI の学習・推論で使用されますが、GPU が非搭載の PC でも ImagePro を使用することができます。 対応する GPU について、詳しくはこちらのページをご参照ください。 |
USB 規格 | USB 3.0 インターフェース |
ストレージ | 6GB以上の空き容量 ※AI学習や検査結果の蓄積などの用途で大量のデータを扱う場合、500GB以上の空き容量を推奨します。 |
ソフトウェア実⾏要件 | 専⽤の USB ドングルキー (ImagePro をご購入または月額プランをご契約いただいた方に送付されます) |
サポートサービス
ImagePro のユーザ様やご購入前のお客様に向けた、無償・有償のサポートサービスを各種提供しています。用途やサービス内容に応じ、以下のラインアップをご利用いただけます。
標準サポート | ImagePro の購入日から1年間または月額プランのご契約期間中、次のサービスを無償で提供します。
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保守契約 | 「標準サポート」と同様のサービス内容を、ImagePro の購入日から2年目以降も継続して利用される場合に、有償でご契約いただきます。 ご契約期間は1年単位です。 |
技術コンサルティング | 次のサービスを、当社エンジニアの工数ベースによる見積もりのうえ、個別に対応します。
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トレーニング | お客様の社内で ImagePro を使えるエンジニアを育成したり、スキルアップを目的としたトレーニングサービスを提供します。 当社の実績とノウハウを活かし、ユーザ様のご要望に合わせたカスタムトレーニングを、お見積もりのうえ実施します。 |
画像処理レシピの作成 | ご希望される画像処理レシピを、当社エンジニアがお客様に代わって開発します。 ※ご依頼内容に応じてお見積もりとなります。 |
導入検証サービス | 特定のワークの検査のように、お客様の用途に対して ImagePro の適用可能性を検証します。 アルゴリズムの検証だけでなく、光学機器の選定から撮像の検証まで実施し、報告書をもとに検証結果をご説明します。 |
ナレッジベース | ImagePro に関するよくあるご質問と回答を当社サポートWEBサイトにて公開しております。 https://kb.rutilea.com |
ライセンス購入
「ImagePro」買い切りライセンス
一度のお支払いで、すべての機能を制限なくご使用いただけます。
「ImagePro」月額プラン
毎月の少額のお支払いで、すべての機能を制限なくご使用いただけます。購入前のトライアル用途にもご利用ください。