AIを用いた不良品画像生成技術をRUTILEAが開発

~外観検査の教師用画像の不足を解決します~

 株式会社RUTILEA(本社:京都府京都市、代表取締役社長:矢野貴文、以下:RUTILEA)は、AIによる不良品画像生成技術を開発したことを発表します。


 AIを用いた外観検査の自動化でネックになるのが、教師用データとなる不良品画像が足りないことです。この課題を解決するために、RUTILEAは深層学習を用いた生成モデルを利用し、少量の良品/不良品画像から大量の良品/不良品画像を生成する技術を開発しました。拡散モデルによって高解像度の画像が生成できる点が特徴です。

 これによって10枚程度の不良品画像データを用いて、大量の不良品画像を生成し、それらを用いることで外観検査システムの精度向上に活用いただけます。


 RUTILEAはこの不良品画像生成AIを「ノーコードのAI画像処理ソフト」ImageProへの搭載を進めており、6月を目途に提供を開始する予定です。

(参考)ノーコードAI画像処理ソフト ImagePro